精密機器とはどういうもの?

精密モールドとプレス技術

製品を作る際に、モールドを使ったプレス加工は必須な工程です。
モールドとはいわゆる金型で、様々な微細な部品を形作るという作業です。
精密機器に使用される部品は、いずれもサイズの正確さが要求されます。
機械化が進んでいるとはいえ、まだまだ人の手での加工を必要とする加工も多くあります。
新亜光学工業株式会社の精密モールドは非常にクオリティを高く保っています。
そのうえ製造ラインでも、1ミリ以下の部品がラインに乗っている際、すこしでも規格から外れたものが乗ったら、製造ラインを止めるという徹底ぶりです。
寸分のずれも許されない精密機器を製造している同社では、部品のサイズが微細にずれているだけでも、大事故につながりかねないからです。
緻密な計算と熟練の技術者の手により、完璧な部品が日々生み出されているのです。

特許へのこだわり

新亜光学工業株式会社は光にまつわる様々な製品を製造していますが、特にカメラ、レンズ周りの部品や装置にかかわる製品に関しては、創業以来、特に力を注ぎ続けてきました。
その成果ともいえるのが、取得した数々の特許でしょう。
2014年にはレンズを通過する光を調節する「光量調節装置」について、特許を取得しました。
この特許では、赤外線フィルターを自動起動させることで、デジタルが拾ってしまう赤外線を排除することに成功しています。
これにより、24時間撮影を続ける監視カメラの画像の質を向上させ、日中でも夜間でも、自動的に鮮明な像を撮影することができるようになりました。
また作動させるモーターの軽量化も行い、小型化の進むカメラの進化に大きな役割を果たしました。


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